アサーティブコミュニケーション(対患者編)~伝える力と聴く力で信頼を築く~

歯科医院での患者対応は、診療技術と同じくらいコミュニケーション力が求められます。しかし、説明が一方的になったり、逆に遠慮しすぎて必要なことを伝えられなかったりすることも少なくありません。

そこで役立つのが「アサーティブ・コミュニケーション」です。アサーティブとは、自分の考えを率直に伝えつつ、相手の気持ちも尊重する姿勢のこと。患者に押し付けず、かといって受け身にもならないバランスの取れた対応は、治療継続や信頼関係の構築に大きな効果を発揮します。

本記事では、歯科医院で患者対応に活かせるアサーティブの実践ポイントを解説します。


目次

1. なぜ歯科医院にアサーティブが必要か

歯科医院では患者とのコミュニケーションが診療結果や満足度に直結します。しかし「強く言えない」「遠慮してしまう」といった消極的な対応や、逆に「一方的な説明」になってしまうケースも少なくありません。そこで有効なのが「アサーティブ(自己主張しながら相手も尊重する)」という考え方です。

これが実践できれば、患者との信頼関係を深め、治療継続や自費提案の場面でも大きな力を発揮します。


2. 患者説明でありがちな落とし穴

院長やスタッフが誠実に説明していても、患者にとっては「分かりにくい」「押し売りされている」と感じられることがあります。アサーティブに伝えるためには、こうした落とし穴を避けることが大切です。

これらはすべて「非アサーティブな伝え方」です。患者が納得しないまま帰ってしまえば、治療継続や信頼構築は望めません


3. アサーティブな説明の実践ポイント

アサーティブに伝えるためには、患者が「聞きやすい」「話しやすい」と感じる工夫が必要です。自己主張と配慮を両立させることで、自然と信頼が生まれます。

こうした小さな工夫の積み重ねが、患者に「この医院は信頼できる」と思わせるのです。


4. 患者の不安に寄り添う姿勢

アサーティブとは単なる説明技術ではなく、姿勢そのものです。患者の不安を正しく理解し、共感を言葉にすることで信頼が生まれます。「怖いですよね」「費用が心配ですよね」と言葉にしてあげるだけで、患者は安心し、話を受け入れやすくなります。


5. 院長がチームに根付かせるには

アサーティブは院長だけが実践しても効果が限定的です。スタッフ全員が同じ姿勢を持つことで、医院全体の印象が変わります。

院長のリーダーシップでアサーティブが医院文化として根付けば、患者からの信頼度は確実に高まります。


歯科医院におけるアサーティブは、治療継続や自費提案をスムーズにするだけでなく、患者が「安心して通える医院」を選ぶ決め手となります。自己主張と相手尊重を両立させる姿勢を医院全体で共有し、信頼を積み重ねていきましょう。

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